平成19年度 第1回建築士と考える住まいスクール
   
タイトル 塩屋異人館に学ぶ住まいの魅力と安心の家づくり





寸 評
当日は晴天に恵まれ、道中に点在する話題性のある住宅建築と眼前に広がる明石海峡の絶景を楽しみながら向かったDURT・森本邸では移築された民家・商家が敷地の悪条件にもかかわらず見事に再生されていた。、生活者と建築家の熱い志、また大工の卓越した技術が実を結び、豊かな住空間を創出している様を確認することができた。明治の異人館グッゲンハイム邸は当時のコロニアルスタイルの特徴をよく残しており、外部は緑色の建具枠・手摺飾りと外壁の白色の対比が美しく、内部はチーク材をふんだんにつかった階段やマントルピースが重厚さを演出していた。
講義では見学建物のスライドを題材に再生の実践解説を通して、永い年月を経た建物のよさや魅力を語っていただいた。また、移築に際しての構造補強など、住まいの安全・安心対策の具体的な対処法も学ぶことができた。
日 時 平成 19年 11月 24 日 (土) 13:30〜16:00
 集合場所 JR塩屋駅改札口前
見学場所 旧グッゲンハイム邸、DURT・森本邸、ステンドグラスアトリエ、ゲストハウス
参加費 無料
参加者 37名



内 容
●【見学】DURT・森本邸、アトリエ、ゲストハウス
      グッゲンハイム邸
      建物解説:情報企画委員会委員

●【講義】日本の伝統家屋の継承と生活・アート
       講師:森本康代(アトリエ・ステンドグラス主宰)
主 催 (社)兵庫県建築士会 神戸支部 情報企画委員会
共 催 すまいるネット

    
見学&解説


    
講義風景
     

    
グッゲンハイム邸外観



 
 
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