PANEL54 令和6年4月発行

支部長挨拶

日頃より公益社団法人兵庫県建築士会神戸支部の活動に対して、ご支援・ご協力を賜わりまして感謝いたしております。令和5年4月22日に支部長に就任いたしましてから早くも1年が経ってしまいました。まだまだ何も出来ていないと感じながら、日々を送っている状況です。

令和5年は、コロナ感染症対策からも開放され、自由に活動できるようになりました。そのことによる士会活動も活発になり、各支部・本部とも多様な事業を展開するようになってきました。少しは以前のような活気が蘇ってきたように感じています。神戸支部においても、コロナ期間には限られた事業にとどまっていましたが、事業の数も増え、活動内容も変化してきています。今後も、この流れを絶やすことなく継続していかなければならないと考えています。

令和6年1月1日に、石川県能登地方を襲ったマグニチュード7.6の地震は、震度7を記録する場所もあり、近畿地方でも多くの方が揺れを感じたと思います。なかには、阪神・淡路大震災のことを思い出された方もおられたのではないかと思います。神戸支部として今後、能登地方の復旧、復興に向け様々な形で協力していく必要がありますし、阪神・淡路大震災を経験し復興をしてきた経験を基にした提言も可能なのではないかと感じています。その時には、神戸支部だけではなく、兵庫県全体で行動していけるような活動を考えていきたいです。

建築業界では、2024年4月から建設業に適用される時間外労働の上限規制(2024年問題)が開始されます。震災の復旧・復興には適用されないようですが、工事現場・計画事業へ様々な影響が出てくることは確実で、建築士として、そのことを踏まえた考えをもって行動していかなければなりません。

最後になりますが、公益社団法人兵庫県建築士会神戸支部では、講習会、見学会、セミナー、耐震相談等の様々な事業活動を通して、建築士の資質の向上に寄与すべく活動、努力をしていきます。今後も神戸支部の活動を見守って頂き、今まで以上に皆様のご理解、ご協力をお願い申し上げます。

令和6年4月27日 佐々木 博司 支部長

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